卒業試験の合格発表、再試験の時期について思うこと

こんばんは！　りんこです。

12月も中旬になりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
6年生、国試浪人生の方々からすると医師国家試験も近づいてきて緊張しているのではないでしょうか。
私からしても12月はつらい気持ちを思い出させる時期でもあります。
12月は卒業試験の本試験合否、1月にある再試験が決定してしまう時期だったんですよね。
ということで、今回は卒業試験にまつわるお話です。

Twitterで見かけた卒業試験の話

私はTwitterをやっています。アカウントはこちら。

タイムラインを見ているとこの時期なので各大学の卒試の結果などが流れてきます。
卒業が決まりました、というおめでたい報告もあるのですが中にはそうではない報告も流れてきます。
その中でも目についたのが、「とある大学で、卒試の本試験で65人落としたらしい」というものです。
ソースがTwitterのみなので真偽ははっきりとはわからないのですが、
わたしが6年生で留年した間、そこの大学の方と交流を持っていていろいろお話を聞いていたのでありえない話ではないなと思いました。
また、私の大学とも卒業試験についての制度が似ているなと感じています。
私の大学では12月頃に卒業判定が下され、本試験で不合格だった場合は１月に再試験があります。
そして１月の中旬から下旬にかけて、再試験の結果が出るといったものでした。
また、本試験で学年の半分近く落として再試験で１０人ほど落としてそれ以外は合格させるといったものです。

学生の頃に思ったこと

学生の頃はこう思ったものです。

再試験にかかってしまった場合頭によぎるのは、もし再試験も落ちてしまったら留年してしまう…ということ。
そして留年してしまうかもというストレスは半端ないものです。
その中で医師国家試験も近づいているから国試の勉強もしなければいけない…というのはとても大変なものでした。

大学側の見解

では大学側はどのように考えているかというと、やはり気にしているのは医師国家試験の合格率です。
毎年医師国家試験の合格発表がされたあとは、大学ごとの医師国家試験合格率が発表されます。
116回の合格率はこのように発表されます。

第116回医師国家試験の学校別合格者状況
このように公に発表されるため、合格率はできるだけ100％にしたいと考えるのです。
それで考えるのは、卒業試験では医師国家試験に合格しそうな人だけを合格させようというものです。
そして早めに卒業試験の本試験・再試験の合格発表をしてしまったら
医師国家試験直前に気を抜いてしまって医師国家試験に落ちてしまう人も出てきてしまうかもしれない。
だから本試験も多めに落として1月も気を抜かずに勉強させるために再試験を1月に行い、
合格発表も1月中旬から下旬とぎりぎりに発表しようという考えなのだと思います。

私が現在思うこと

大学側の意見もわかるのですが、学生の気持ちを考えてくれているのかというと疑問が残ります。
いくら卒業試験が医師国家試験に準拠していたとしても、
医師国家試験とはまた別に対策をしなければいけないことになってしまうので負担が半端ないと思うのですよね。
とはいえ大学側にカリキュラムの変更を求めるのは難しいと思うので、
こういう方針の大学なんだなということを把握して受け入れて勉強していくしかないんですよね。
私が学生の時はメンタルがやられて思うように勉強できず留年してしまいました。
参考記事：
https://www.medie.pick-design.com/3842/
留年しないように、医師国家試験にも合格するようにするためには
前もって卒業試験対策と医師国家試験対策を練っておく必要があります。

卒業試験の結果が出て、これから再試験を受ける人たちにとっては大変な時期になるかと思います。
気を落とさず、勉強を頑張っていきましょう。
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