1月も終わりに近づき、医師国家試験まで残り2週間をきりました。
受験される方は、最終的な詰めで追い込んでいる頃だと思います。
ですが、生徒さんによっては
「卒業試験の再試が終わったばかりで、医師国家試験の対策があまり出来ていないです。これから何をしたらいいですか?」
とご相談を頂いています。
そこで今回は、医師国家試験対策として残り僅かな時間で最大限出来る勉強法をご紹介したいと思います。
今回紹介する方法は、MediE流です。
この時期は、大手予備校さんが推奨している方法等は、自社で販売している教材を勧めております。
残りの時間を考えると、新規で教材を購入し国家試験当日までやり切るのがとても大変です。
今回ご紹介する方法は、新規で教材を購入する必要はなく、やる切ることができ効果が高い内容になってます。
ぜひ参考しにてください。
まず始めに
用意するものは、
『医師国家試験 過去問3年分(115回・114回・113回)』
『病気が見える』
以上です。
もう残された時間は多くありません。
そのためいろいろな教材に手をつけてしまうと時間が足りなくなりますので、やることは最小限に絞ります。
今回ご紹介する勉強法は、医師国家試験の過去問3年分(115回・114回・113回)の問演習だけです。
ですが、ただ問題演習をおこなっていくだけで高い効果が望めません。
残された僅かな時間で、最大限の効果を得るために、目標を持って演習していきます。
最低限ですが、最も効率が高い勉強方法だと考えておりますので、ぜひ参考にしてください。
勉強すること
結論から言うと、
今から全力で、医師国家試験の過去問3年分(115回・114回・113回)の問題演習を3回します。
「なぜ3回?」と思われますが、これからその理由を説明していきたいと思います。
理由としては、各回ごとに目標を設定しています。
その目標は以下の3つです。
1回目の目標:「出題された問題の答えが分かる様になる」
2回目の目標:「なぜ正解なのか説明できる」
3回目の目標:「なぜ不正解か説明出来る」
では1つずつ解説していきたいと思います。
1回目の目標
これから医師国家試験の過去問3年分(115回・114回・113回)の問題演習をしていきます。
頑張っていきましょう!!
1回目の目標は、「出題された問題の答えが分かるようになる」です。
読んだ字のままです。
問題に対して答えを暗記するぐらいの気持ちで進めていきましょう。
まったく同じ問題は出ないにせよ、似たような問題は少なからず出題されます。
答えが分かっていれば解ける問題はありますので、最初のステップだと思い、演習した問題が不正解でも気にせずに答えを覚えていきましょう。
不正解の問題は解説を読み、「そういうことなんだなぁ」と思い進めてください。
さらに、時間が限られているので1回目の演習の際は、『病気が見える』は使わないでいきましょう。
2回目の目標
1回目の問題演習で、正解が分かるようになったと思います。
素晴らしいです。
この調子で2回目に進んでいきましょう。
2回目の目標は、「なぜ正解なのか説明できる」です。
なぜ正解したかを説明出来るようになると、頭の中で正解を導くまでの道筋が出来ます。
それには「病態生理」の観点から説明するとよいでしょう。
病態生理から説明できるようになると、類似した問題は解ける様になるのはもちろん、該当する臓器のことや、病気のことは正しく理解しているので、応用の考えが出来るようになります。
そのため類似した問題の正答率は上がっていきます。
続けていきましょう。
ここで初めて解説を読んで疑問に思ったことは、『病気が見える』を使って調べましょう。
ネット検索でもいいですが、ただしくない知識の記載もあるので、『病気が見える』を推奨しております。
また、『病気が見える』に掲載のないものは一般的に知られていないことが多いです。
残り時間か限られているので、気にせず先に進みましょう。
3回目の目標
2回目の問題演習で、正解の病態生理が言えるようになったと思います。
短期間でここまで出来るのは素晴らしいことです。
自信をもって進みましょう。
3回目の目標は「選択肢の不正解が説明出来る」です。
正解の選択肢の病態生理が言え、不正解の選択肢のどこが間違っているか分かり、正しい選択肢に修正出来るようになることです。
このことが出来るようになると、問題制作者の意図がわかってきます。
例えば、この範囲のこのことを知識として取得してもらいたくて、この問題を作成したんだなと。
ここまでくると知識としてしっかり頭に入っているので、そう簡単に忘れることはありません。
残させた時間内で、3回目の目標が達成した問題を、国家試験当日まで1問でも多く増やしていきましょう。
もっと深く調べたい気持ちは分かりますが、残り時間が少ないため、正答率の低い問題は後に回して、正答率の高い問題を1問でも増やしていきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
医師国家試験対として残り僅かな時間で最大限出来る勉強法のご紹介いたしました。
今回紹介したやり方は、残り2週間を切って出来る精一杯の勉強方法です。
上記の「3つの目標」を意識して、医師国家試験の過去問演習を進めてください。
疑問点を調べると思いますが、その際は『病気が見える』で探せる範囲にしましょう。
何度も言いますが、時間も限られているので、不正解の問題の正答率が低い場合は捨ててしまうぐらいの気持ち進めてください。
それより、正答率の高い問題の不正解個所を1問でも多く正解出来るように進めていきましょう。
あくまで上記でご説明した勉強方法は、医師国家試験まで2週間をきった状態かつ、あまり対策が出来てない場合の勉強方法です。
本来MediEでは、医師国家試験まで学習計画を立案いたします。
また、学習が進んでいるか定期的に学習の進捗状況を確認します。
さらに、学習した内容を「病態生理」で考えられるようになっているか確認し、出来ていないようでしたら指導していきます。
そのため、一度勉強した内容も忘れることが少なく応用ができます。
もし、医師国家試験の勉強でお困りでしたらお問合せください。
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最後までご覧いただきありがとうございました
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